事例紹介
CASE STUDY
内容物が不明で、長年の間、放置されております古いドラム等は処理がなかな進まないケースが多いです。特に、クローズドラムの中で固化してしまってたり、クローズドラムの小口の蓋が劣化のため開放できず、内容物のサンプリングができない場合、その後、どう進めたら良いかわからず、更に放置されてしまいます。最悪のケース、ドラム缶が劣化し内容物が漏洩してしまうことも考えられます。そこで、弊社では、このようなドラム缶の上部を天切りし、内容物を新しいドラム缶に移すという作業を行っておりますので、一部、ご紹介致します。
➀状況:かなり古いクローズドラムで小口の蓋も全く開かない状態のため、内容物の確認ができません。
②ドラム天板切り抜き作業:クローズドラム缶の天板を専用の道具(※防爆タイプ)を使って切ります。

※防爆タイプの道具を使用致しますが、ガソリンや特殊引火物等、引火点が極端に低いものは、 安全のため作業できませんことを御了承下さい。
※蓋を開けた瞬間、臭気が一気に広がるものや、毒性ガス発生の可能性があるもの(硫化水素やシアン化ガス)は、必ず事前に、ご相談下さい(作業できないこともございます。)。
※蓋が膨らんでいるもの(ガスが溜まり)は、事前にガス抜き等の作業を実施致します。
③ユニック車両等を使用し、効率的に新しいドラムへの移し替えを致します。

※内容物が完全に固化したもので、上記の通り傾けても出てこないものは作業できません。
④新しいドラム缶に移し替え終了し、サンプリングも無事に終了致しました。
(移し替え後の元のドラム缶)
※移し替え後のドラム缶は、若干、残物が残っておりますので、雨水等が入らないようにビニール養生等致します。
(移し替え後の新しいドラム缶)
※新しいドラム缶へ収納完了後は、即、サンプル分析等を実施し、適正処理施設にて処理を実施致します。
以上となりますが、本作業は危険も伴いますことから、できる限りの情報提供(過去に使用されておりました原料、薬品等)に関する情報のご提供をお願い致します。ただ、長年、放置されておりますと、時間が経てば経つほど、腐食しましたドラムから廃棄物が流れ出てしまうリスクも高まりますので、まずは、早めに御相談頂けたらと存じます。
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